● JAPAN ● 「日本とは」
 
日本とは
日本とは
めぐまれた自然により、四季折々の風情・産物・素材・気候、水・風・空気・光などを取り入れ共存してきた日本人は自然と一体になって暮らしていました。
それにより生きるすべを四季とともに身につけ衣・食・住に関わる作法や風習、文化を築きあげました。
日本とは
日本とは
風土は温暖で香わしく情緒ある流麗な素材を生み。「自然と人工」「単純と装飾」「用と美」を共存させ、変化ある季節の中で、風土と素材を生かした昇華しきった相互関連性をもっています。精神構造としての気質は花や木、人は武士といった「大和心」「大和魂」であり、恥の文化や甘えの構造を形成し、タテ社会や義理人情や縁の人間関係をつくり「あわれ」や「いき」などを生み出しました。
日本とは
江戸時代中期以降の国学の流れのなかで、「漢意(からごころ)」と対比されることが多くなり、「日本古来から伝統的に伝わる固有の精神」という観念が付与されました。
特に、世間に対応し、社会のなかでものごとを円滑に進めてゆくための常識や世間的な能力や各種の専門的な学問・教養・技術などを社会のなかで実際に役立ててゆくための才能や手腕。日本人の常識的・日本的な対応能力。やまとごころなど、人間的に信頼できる人を意味します。
日本とは
武士道は江戸時代、支配階級である武士に文武両道の鍛錬と徹底責任を取るべきことが求められたことに始まりました。狭義の武士道は、この「文武両道の鍛錬を欠かさず、自分の命を以って徹底責任をとる」という武士の考え方を示し、広義の武士道は、この考え方を常識とする日本独自の思想を示します。また、武士道は主君に忠誠し、親孝行して、弱き者を助け、名誉を重んじよという思想、ひいては「家名の存続」という儒教的態度が底流に流れているものが多く、それは江戸期に思想的隆盛を迎え、武士道として体系付けられるに至ります。しかし、儒教思想(紀元前551生、孔子を始祖とする、儒学で構築された哲学、思想の体系のこと)がそのまま取り入れられた訳ではなく、国体にそぐわないものであると評価する思想家もいます。
日本とは
日本の地形の多様さと調和し合って、恵まれた自然を愛し、共に生き、時には自然を神として祭りました。
四季の変化の移り変わりは、多くの恵みと文化を各地に特色ある美しい日本を生みだしてきました。また、日本人の感覚を敏感に動かし、生活道具や加工技術の知恵、豊かな発想と思考、精神を育てました。
日本とは
四季の恵みは食文化に大きな影響があります。
1年を通じて自然のリズムがあるように、うつり変わる季節を楽しみに待ち、その季節にしか育たない食材と共に、美しく飾った料理や器の文化や歴史、お祭りなどを通じて「しきたり」や「おもてなし文化」を伝えています。
また、四季折々の花「桜」や「梅」も料理に飾ります。

日本とは
 
 
TOPJAPAN