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◆ラッキョウの漬け方
(目安として漬けるのは6月から7月にかけて旬の時期)
1
ラッキョウを美しく水洗いし、ざるにあげて水を切ります。
(なるべく小粒のものが美味)
大きい粒を一年子、中粒を二年子、小粒を三年子または花ラッキョと言う。
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2 ラッキョウ2㎏に対して、塩300cc(約1合5杓)の割で混ぜ合わせ重石をして置きます。
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3 3日位すると水が上がりmす。(上がらなければ重石が足りない)。そのままで1週間位置き、天気のよい日にラッキョウをざるに上げ、ざっと水洗いして半日位陰干しにします。
①酢   600cc(550でもよい)
②みりん 180cc
③白砂糖 800g 
①~③の割合で、なるべくゆきひらの様なもので(タカノツメ少々入れ)煮立たせ、砂糖がとけたら火を止めて冷まします(金物の鍋はよくありません)。ガラス瓶の様な器にラッキョウを入れ、汁を注ぎ目張りして、冷暗室に置きます。
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4 半月位でも食べられますが、半年以上経たものは味がしみて特別美味です。
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◆正月用長ぐき大根
1 よく洗って2、3日陰干しし(日向でもよろしい)、先のとがったものより丸味のあるのが甘くて美味。
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2 ①塩 1
②米ぬか 3
①②の割合で混ぜ合わせ、底にまず2振りほどまき、1列に大根を並べて雪ふり程度にまき、また大根をぬかと繰り返す。上に多い目にふりかけて大きい重石2個位のせる。1度に漬からぬ時は追い漬けしてもよい。大根に大小が有るときは大きく太いものを底にする。塩、ぬかを惜しむと美味にならない。
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◆即席ベッタラ漬け
1 大根4㎏の皮をむき、塩3合(約600g)をふりかけて塩漬けとし、軟らかくなったらさっと水洗いして、こぼれ梅5号(1000g)、白砂糖2斤半(1.5㎏)を合わせて大根と交互につけて重石をし、水が出たところでいただきます。
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◆即席千枚漬け
1 かぶらを薄く切り、昆布の汚れを取り去り、少量の砂糖を酢に混ぜて少し振り込みながら霜降り程度の塩をし、かぶら・昆布・塩と交互に付け合わせて重石をする。水が上がったら食べられます。
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◆梅干しの漬け方
1 ・梅 3㎏
(中粒のきずのないもの。青すぎると堅い。ほんのり色付いたのがよい)
・塩 800g
・しそ 茎の所を握ってゆっくり二つかみ位。八百屋さんで梅何キロ漬けますからと聞くとよろしい。
 
  2 梅を洗って一夜水に漬けて置く(これは生酢が取れるためと種ばなれがよくなるため)
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  3 翌日水を切り、水気がなくなってから塩漬けする。梅3㎏に塩800gの割。(重石を掛けて上がった水は生酢と言って、急性胃腸病によく効くので少し瓶に入れて保存して置くとよい。)このまま放置しておいて。
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  4 しその出たとき、葉をていねいに取り水洗いして水を切り、適量の塩をふってもみ出すと紫色の汁が出る。これをしぼり捨てて(かたくしぼる)さばいて先に漬けた梅と生酢と共にかめ等の器に入れて冷暗所に置く。(重石不要)
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  5 土用の晴天を待って梅の実を一つ一つ取り出し日光に干す。葉はしぼって干す。汁も器と共に干し、3日位乾かして器に納め目張りして貯える。正月頃より食べ始めてよろしい。
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  ◆桜のお漬物
  1 半開きの桜の花を柄をつけたままよく水洗いして、水1リットルに塩コップ二杯余りの割合でとかして、一度煮てよく冷やした物にひたひたにつけて浮かぬ程度の重石をかけて一カ月余りすると食べられます。
白梅酢(梅干をつける時、シソを入れぬ前の水です)コップ一杯の中へ少し焼き明ばんを混ぜ、桜の花750gに食塩300gの割で用意し、花750gに塩をかけて前の白梅酢に漬け、一週間ほどして目張りをし、来年のお正月あたりにいただきます。
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  ◆菜の花のお漬物
  1 塩を少し多目にバラまいてよくもみます。軽い重石をして置くこと3,4日で食べられます。長く持たせるものではありません。
ベッコウ漬けにするには、花をもまずに多目の塩をまいて、水は上がったら(2、3日です)水を捨てて一度取り出し、又重石をして漬け、水が上がったら捨てて漬け直し、三回繰り返します。すると、きれいなベッコウ色になります。これは長く貯えます。
沸騰したお湯にザルに入れた菜の花をサッと漬けて陰干しにし、カラカラになったのを保存して風流なおかずになります。
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